モンテッソーリ教育とは、1907年にイタリア初の女性医学博士マリア・モンテッソーリによって始められました。世界各国で一世紀の長期間に渡って支持され、その効果が実証されています。
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マリア・モンテッソーリの肖像
(サー・フランク・サリスベリ 画) |
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モンテッソーリは、スラムの子どもたちへの教育を通して次のことを発見しました。
劣悪な環境で育ち、落ち着きもなく集中力のなかった子どもたちが、自分のやりたいことを発見し、何度もその作業を繰り返していくうちに、集中力と向学心が芽生え、責任感と自信にあふれた健全な人格に育っていったのです。
モンテッソーリ教育の基本はそこにあります。
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モンテッソーリ教育の素晴らしいところは、子どもにとって魅力的かつ整えられた環境を提供することにありますが、その教具には次の特徴があります。
- 子どもサイズであること
- 美しいものであること(本物であること)
- 困難性が単一であること
- 誤りの訂正が自らできること
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モンテッソーリ・スクールの室内.水槽は観察しやすいように四方から眺められ、右手奥には、流し台、用具置き場、アイロン台などが見える.室内には、子どもが床にマットをしいて作業できるだけの十分なスペースがとってある.机にかざられた花が暖かい雰囲気をつくる.(ロッテルダム)
E.M.スタンディング著『モンテッソーリの発見』
(エンデルレ書店 1975年刊)より |
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モンテッソーリ教育のねらいは
- 集中してやりとげる経験を繰り返すことで、自信・集中力・自立心を養います。
- 自分で判断して行動することで、自分の意志・責任感・判断力を養います。
- 興味のあることをとことんやることで、好奇心・探究心を養います。
- いろいろな体験を通して五感を磨くことで、思いやり・感性のある心を養います。
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語尾が同じ言葉を、思いつくままに書いてゆく.(ロンドン)E.M.スタンディング著『モンテッソーリの発見』(エンデルレ書店 1975年刊)より
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